朝、目覚まし時計が鳴り、目が覚める。眠い。外が明るい。眠い。目覚めたくない。なんでこんなに眠いのだろう。6時間は寝てるはずなのになあ。もう少し寝れるだろうか。うつ伏せになり、布団を頭から被り、目をつぶる。真っ暗だ。夜のようだ。もしかしたら、本当にまだ夜なのかもしれない。真っ暗だもん。
とか、毎朝思っている。現実逃避である。遅刻しそうになるので小走りで出社している。
眠くない日ってあんまりなくて、休日は10時間寝てるのだけど普通に考えて寝すぎだと思う。
先日5時間睡眠で過労死した人のニュースを見てたら”5時間寝れりゃ十分だろ死ね(もう死んでる)”という人のコメントをみかけたけど、最適な睡眠時間は人によって違うというし、5時間で足りない人は絶対足りないし、体力仕事かどうかとか色々要因はあるのでひどいとおもう。僕は5時間しか寝れなかったら一ヶ月で死ぬ。
これは睡眠についての思い出話なんですが、高校生の頃の一時期、毎日深夜4時に当時好きだった女友達に電話をかけてお喋りしていた時期があって、どうしてそういうやり取りが始まったのかは覚えていないけど、とにかく0時に寝て4時に起きて、電話をかける。「起きてた?」「うん、起きてたよ」そのまま朝まで話すの、今思えば意味が分からない、学校で話せばいいとおもうけど、僕はそれが楽しみで毎日起きていたし、僕たちは付き合ってはいなかったけど、今思えば向こうも好意を持っていてくれていたと思う。4時間睡眠でも睡眠不足で辛いなんてことはなかった。あのとき削った睡眠時間の分、今寝てるのかもしれないと思う。