連休明け、「休日何やってたんですか?」と後輩に聞かれ、どきっとする。何やってたんだろう。思い出せない。思い出せないよ。
休日やることがない問題があって、何かやらなければもったいないと思うけど、何をやろうか、とぼんやりしているうちに、一日が終わる。気づいたら寝る時間なのだ。今日も一日が終わってしまった。無駄な一日だった、と部屋の隅を見つめながらおもう。
生きるとは呼吸をすることではない、行動することだ、と昔の偉い人が言っていた。いい言葉だな、と思うと同時に、不安になる。行動していない僕は、僕はもしかしてもう死んでいるのでは。
何かやらなくては、とふらふらと外に出て、1円パチンコで5000円負けるとか、更におかしなことをやっている。自己啓発本を買って、よし今日からこの本を俺のバイブルにしよう、と思った翌日には内容を忘れている。こういう意識が低い人、僕のほかにもいるはずだと思うんだけど、そういう人たちはどこにいて、いつも何を考えているのか、よく分からなくて、周りの人たちや、ネットで見かける人達もみんな一生懸命やれることがあるみたいで、すごいなあと思うし、僕だけ何もやっていないの辛いけど、解消させる方法が分からなくてそれがもっと辛い。